以前ブログを続けながらも、コータの病気については触れてこなかった。
信じたくない気持ちとか、目の前にいる元気なコータを見ていると、いつも元気な姿を見せていたかったから。
4歳10ヶ月という短い一生の中で、コータがどれだけ頑張ってきたか、はじめて書いてみようと思う。
って書いている今でもコーちゃんがいないのが信じられない時がある・・・
2歳になるちょっと前、コータの尿に血が混じるように。
尿検査の結果、小さいながらも結石が出来ていた。
病院の薬や、サプリメントで都度改善していたが、2歳になって2ヶ月の7月に血が混じるというのではなく血が出た。
これは絶対おかしいと、すぐ病院へ行き状況を伝えると、精密検査をしたほうが良いと。
大学内にある獣医さんを紹介して頂き検査を受けた。
2時間にわたる検査の結果、腎臓に腫瘍があり、血尿もこれが原因だろうと。
腎臓の機能自体には問題がないので、手術も考慮しさらにCTと組織を調べる。
検査の待ち時間中、目の前で起こっていることがなかなか信じられず、受け入れられず、なんでまだ2歳になったばかりなのにと・・・
でも私の動揺は必ずコータに伝わる、しっかりしなければと。
結果、今のところ転移像はないし、肺もきれい、若さ、体力もあるし手術でとるのが良いとの先生の判断。旦那と相談し、手術を決意。
そして、左腎臓全摘出手術成功。
次の日の面会時には、ちょっと一緒に歩いてきて良いとのことで、大学内をお散歩。
トコトコ歩きワンワン!思わぬ元気っぷりに安心した。
血尿もすっかり出なくなった。
数日で退院し、日々元気になり元通りの生活を送っていた。
でもこの若さで腎臓1つ全摘・・・結石の時点でもっと慎重になってあげられなかったものかと・・・
その時点で気づけていたらと。
10日後、病理検査の結果、腎腺ガン・・・珍しい病気の1つなので正確な予測が難しいとのこと。
でも、病気自体はとりきれていると考えていい。
だだ、細胞レベルで残っていたりすると転移、再発の可能性がないわけではないと。
抗がん剤を使用する手もあるが、残っているかさえもわからない状態なのであまりお勧めできない。
今できること、それは1ヶ月、2ヶ月と検査を続けていくこと。
コータもすっかり元気になり、病気発覚前と同じ生活を送り、検査の度に異常なしの結果に喜ぶ日々を送っていた。
コーちゃんは腎臓が1個ないながらも完全復活!
術後1年の検査でも異常なし。
1年たったら転移の可能性は少ないと聞いていたので、安心した。
その後、半年でまた検査をするべきだったか。
コータも変わらず元気だったし、1年たったらもう大丈夫という気持ちから、前回の検査から7.5ヶ月経っていた。
年末に実家に帰った時、コータの調子が悪くなった。
一気に書いていたら華がお迎えに来たので、今日はこの辺で。