今日は雨、ちょっと寒い。
闘病中のコータは急に寒くなると体調を崩していた。
早く暖かくなるのを願っていた。
続き
昨年の年末、具合が悪くなるまでは、本当に元気で何ら変わりなく前兆は全くなかった。
30日実家に着いた時点で、頭が右に傾き、右目があまり見えていないのか、壁づたいに歩く。
なかなか自分の座る場所を決められない・・・
夜になると、振るえが出て息苦しそうに。
救急病院へ。
そのまま検査入院。
結果:左旋回、右傾斜がみられ右目の反射が弱い。
そして、肺に結線の影・・・血液検査は良好、他の内臓はきれいとのこと。
酸素を入れてもらい家に連れて帰る。
この時は本当に頭は真っ白、でも苦しいのはコータ、
私達の動揺はコータに影響する。でもさすがに泣いてしまった。
帰ってからも食欲はなく、ほとんど寝ている、たまに息苦しそうになると酸素の量を増やす。
次の日になっても食欲がないので、病院に点滴をしてもらいに。
酸素を鼻から直接常時入れるようにする。
a/d缶をもらってかえり、夜あげると、食べた!
いつも食欲旺盛のコータが食べないのを見るのは本当に辛かった・・・
夜寝たままおしっこをしたり、体調はそこまでは良くないが回復の兆し。
食べられるようになってから自分で歩くように。
お散歩もまっすぐ歩け、自分でおしっこもできた。
コータの調子が悪いあいだ、あまり動かさないほうが良いだろうとの判断で実家で5日を過ごした。
少し良くなってきたので、かかりつけのお医者さんにかかるためにも家に帰る。
家に帰ると勝手もわかっているからか、トコトコ良く歩く。
酸素をつけてるからずっと見ていてあげないと危ない^^;
トイレもちゃんとシートでできるように。
鼻に酸素を直接入れてるコータ
やっと元気になったよ~
その後かかりつけの病院へ。
やはり転移の可能性が高いとのこと。
状態が落ち着いているので鼻の酸素をはずしてもらう。
しばらくは脳の炎症を抑える薬、発作を抑える薬を飲む。
今後の処置をどうするかは1週間くらいで決めて下さい。と・・・
本当に迷った・・・コータはどうしたい?
人間だったら聞けるのに・・・
右目が見えにくいなど脳の神経症状の原因をさぐるにはMRI、肺の詳細を知るにはCT。
ただ、今のコータは脳に何らかの障害があるため麻酔は危険とのこと。
麻酔をしたまま目が醒めない可能性も・・・
原因がわかれば適切な処置ができるかもしれない。
ただ、脳の原因が腫瘍だった場合手術は難しく、肺の手術も困難だろうと。
抗がん剤の使用・・・若いから体力はあるだろう、でも副作用の辛さ・・・
コータは辛い思いをしても頑張りたいかもしれない。
詳細検査をしても、ただの確認作業に終わってしまうかもしれない。
何を選んでも自分のためな気がして・・・
でもコータは決められない、私達が決めるしかない。
旦那と話し合い、コータの免疫力にかけて、詳細検査はせず、今のままの状態でなるべく長く一緒に過ごそうということになった。
コータは小さい頃から車に弱く、何度も病院へ、また遠い病院へ連れて行くのが負担になるのではないかということ。
そして、最大の決め手はコータは華と離れることが何よりも嫌いということ。
コータはしゃべれないけど、これだけは絶対自信があった。
だから、なるべく華と一緒にいつも通り過ごさせてあげることを選びました。
酸素をとってもらった直後の華とコータ。
コータのほうが重いのに華に乗っちゃってますから・・・
華もいつもなら怒るのに、思うところがあったのでしょう。
何も言わず一緒にいてくれました。
ホントにうちのコギ達は仲良しだけが取り柄ですから^^